[大会情報]『Esports World Cup』グループ組み合わせが発表、ZETA、Crazy Raccoon、Team Falcons、Fnaticの韓国4強はそれぞれ別グループに

大会情報

7月25日から29日かけてサウジアラビアのリヤドで開催される『Esports World Cup』オーバーウォッチ2部門のグループリーグ組み合わせが明らかとなりました。

おそらく優勝を争うことになるであろう、Crazy Raccoon、Team Falcons、ZETA DIVISION(旧FTG)、Fnatic(旧Yeti)の韓国4チームはそれぞれ別グループに入っています。

今大会は各グループ3位までがプレーオフ出場権を手にするという、やや変速的なフォーマットになります。

グループA:

  • Crazy Raccoon(韓国)
  • Toronto Ultra(北米)
  • Gaming Gradiators(EU)
  • Loaded(南米)

CRのトップ通過がほぼ確定ですが、Toronto Defiantからリブランドした北米チャンピオンのToronto Ultraの存在も侮れません。KR助っ人のSomeoneとMer1tは韓国4強のエースと互角以上に渡り合うことが可能です。Gaming Gradiatorsは元リーガーFdgodらを擁するTeam Pepsが前身。南米代表のLoadedには30歳の大ベテランNitroも所属しています。

グループB:

  • Team Falcons(韓国)
  • Wufeng.OA.LGD(中国)
  • Twisted Minds(EU)
  • The Great Showmen(オセアニア)

トップ通過はFalconsが優勢ですが、元OWL Hangozhou Sparkの面々が勢揃いした実質中国代表のLGDにもトップ通過の可能性はあるでしょう。また、内紛からベストな布陣に戻ったTwisted Mindsや、TopdragonとOpenerといった優良KR助っ人を抱えたオセアニアのGreat Showmenにも注目したいです。後者にはあのベテランColourhexも健在です。

グループC:

  • ZETA DIVISION(韓国)
  • ENCE(EU)
  • M80(北米)
  • Bleed Esports(アジア)

ここもZETA一強と見て間違いないでしょう。Kevster率いるENCEやビッグトーナメント初見参となるTr33擁するM80にも見どころはありますが、2~3位抜けが現実的なラインです。Bleed Esportsの前身はパシフィックの雄DAFで、日本育ちのClearが所属しています。残念ながら落選してしまった日本チームに代わり、「アジア」代表として出場します。

グループD:

  • Spacestation Gaming(EU)
  • Fnatic(韓国)
  • Virtus.Pro(EU)
  • Timeless(北米)

このグループもKR勢Fnaticのトップ通過が濃厚です。EUチャンピオンのSSGはHadiのラインハルトなど注目すべき点も多く、サプライズの可能性もなくはないです。VirtusもTimelessもいずれも元リーガーを抱えてはいますが、FACEITリーグEMEAで無敗優勝したSSG相手の2位狙いは厳しく3位突破が現実的です。

参加全16チームの簡単なチーム紹介/短評については、開催日が近づいてから改めて記事にしたいと思います。

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