[EWC]『Esports World Cup – Overwatch 2』プレーオフ進出12チームが決定-FNATICも奇跡の?プレーオフ進出

大会情報

本日、『Esports World Cup – Overwatch 2』は2日目グループステージ全日程を終え、プレーオフに進出する12チームが出揃いました。

結果詳細

グループA:
予想どおり王者CRAZY RACCOON、北米王者TORONTO ULTRA、そしてGAIMIN GRADIATORSの3チームが通過。現状ではCRが頭ひとつふたつ抜け出た強さを発揮しています。今のところ全グループ通して一つもマップを落としていない唯一のチームですが、圧倒的最弱候補のROC含めて相手もそこそこだったので真価が問われるのはプレーオフからでしょう。

グループB:
混戦模様となったグループBでは、TWISTED MINDS、TEAM FALCONS、LGD.OAが勝率で並んだものの、共通の対戦相手との戦績で上回ったTMが1位抜けを決定しています。FLCはTMを3-2で破っており、マップ差でも上回っていますが、今大会は勝率で並んだ場合は共通対戦相手とのマップ勝率が優先されるようです(参照)。

TM: 4/7 – 57%
FAL: 4/8 – 50%
LGD: 3/7 – 43%
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一般的に勝率が並んだ場合のタイブレーカーはマップ差が優先されますが、今大会ではマップ勝率が優先されます。この結果マップ差で上回るFLCが2位通過という結果に。

グループC:
ZETA DIVISIONが全勝で危なげなくプレーオフ進出を決めており、ZETAは尻上がりに調子を上げているようです。そのほかも順当な結果とえいますが、ZETA相手に1本取り勝ち上がりも期待されたパシフィックのBLEED ESPORTSは惜しくもプレーオフ進出を逃しています。

グループD:
大波乱の模様を呈したグループCは台風の目VIRTUS.PROが全勝で1位抜け。そして連敗を喫してプレーオフ進出が絶望的となったFNATICが、最後にSSG相手に1勝をあげ、なんと3位通過を決めています。直接対決ではNTMRが勝っているのですが、前述したように、今大会では勝率が並んだ場合、共通対戦相手との戦績が優先されるためこのような結果になったようです。他の大会であればFNATICが脱落していても不思議ではないですが。

ちなみに、敗退が決まったチームには、チーム名が刻印されたピラミッドが捻り潰されるという演出が用意されています。

3日目以降のプレーオフ組み合わせとなります。グループステージ3位までが進出可能となっているため、1位チームには一回戦は不戦勝のシードが与えられています。トーナメント形式はシングルエリミネーションとなります。

日本のファンにとっては大注目のCRとZETAの両チームはグランドファイナルまで対戦することはありません。

尚、今夜のプレーオフからは日本語ライブ配信も行われるので、蒼汁、おやつ、Gappo、Hoshimi氏のお馴染みの実況解説で試合を楽しむことができます。

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