[OWCS] NRG ShockがOW競技シーン完全撤退を表明、San Francisco Shock含めた約8年の活動に終止符

Overwatch Champions Series

OWCS NAに参戦するNRG Shockのアンディ・ミラーCEOから、同チームがオーバーウォッチ競技シーンから撤退することが明らかにされました。

ミラー氏によると、撤退は来シーズンから導入されるパートナーチームに選定されなかったことが理由とのことで、曰く、パートナーに選ばれなかった理由については不明とのこと。

Shockにとっては悲しい日となりました!

史上最も勝利したチームであり、最も人気のあるNAチームであり、OWL全体でグッズやスキンの売り上げで大成功を収め、大学との提携やNAチームとしてOWCSシーズン1とティア2/大学シーンをサポートし、おそらくOWL以前の時代(別名、Seagullの時代)から最もオーバーウォッチに投資したチームにも関わらず、私たちはNAのパートナーチームに選ばれませんでした。

選ばれなかった理由もわからず、心は打ちひしがれています。Shockファミリーや私たちが長年築き上げてきた素晴らしいコミュニティから、この件についてすでにたくさんのダイレクトメッセージを受け取っています。何と言えばいいのかわかりません。NRG/Shock Overwatchの旅路はこれで終わりを迎えたと思います。私たちは全力を尽くしました!皆さんに感謝し、長年のサポートに感謝します。本当に光栄でした!

現在は打ちのめされた気分であると、その心境を顕にしており、これがNRGとしての長い旅の終わりであると、OW競技シーンからの完全撤退を明らかにしています。

NRGは言わずとしれたOWL San Francisco Shockのオーナーですが、初年度からOWLに参戦したShockでは、前人未到のリーグ2連覇を達成。NAのプロシーンでは最も大きなファンベースを持つOWチームのひとつです。

これまでに、Seagull、Super、Sinatraa、ANS、Smurf、Proper、Finnといった挙げればきりがないほどの名選手を輩出しており、日本人唯一のOWリーガーta1yo氏が所属していたチームでもあります。

OWL解散後のOWCSではNRG Shockへとリブランドし、今夏の世界大会で出場チームを買収する形でシーンに復帰、SFS時代ほどの際立った戦績は残せなかったものの先月開催されたOWCS Finalsにも出場を果たしています。

NRGはOWL以前の2016年からOW競技シーンに参戦しており、現在はストリーマーとして活躍するSeagull氏がLuminosityからNRGへ移籍した際には大きなニュースにもなりましたが、今回の決定で約8年に渡るOWプロシーンでの活動に終止符を打つことになります。

NRGほどのビッグチームがパートナーに選ばれなかったことに驚きを隠せませんが、既にブログでもお伝えているようにOW復帰が噂されるCloud 9がNRGに代わるスポットを手にしたのではないかと見られています。

OWCSでは来シーズンからチームスキン販売の収益分配などBlizzardから様々なサポートを得ることができるパートナー・チーム・プログラムがスタートしますが、NA、EMEA、アジア含めた全地域でパートナーの資格を得ることができるのは、最大9チームとその枠は限られています。

先日には、同じくパートナーチームの選定から漏れたNA王者のToronto DefinatがOWCSでの活動休止を宣言しています。

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