[OWCS]「OWCS CHAMPIONS CLASH 2025」はCrazy Raccoonが王座奪還、2度目の世界王者に輝く

Overwatch Champions Series

本日、中国・杭州にて開催された「OWCS CHAMPIONS CLASH 2025」グランドファイナルが行われ、Crazy Raccoonがスコア4-2でTeam Falconsを下し、昨年のOWCS MAJOR以来となる2度目の世界王者の座に輝きました。

昨年のOWCS MAJORとWORLD FINALSに続く3大会連続でのファイナル「聖戦」となりましたが、両者が世界王者として、そしてKR王者としてのプライドを賭けた期待どおりの激しい戦いとなりました。

開幕からどちらも譲らない一進一退の攻防が展開され、グランドファイナルにふさわしい手に汗握る熱戦となりましたが、中盤以降はCRが極限まで極めたウィンストンダイブを軸に試合を有利に進め、最終マップは今季を象徴するかのようなダブルタレット構成で前回王者を粉砕。昨年のDALLAS MAJOR以来となる二度目の世界制覇を達成し、対FLC戦の通算成績も13勝8敗とその差を広げています(OWCS公式調べ)。

大会MVPは攻守両面において苦しい場面でもチームを支え続けた、史上最高のフレックスサポートShuが受賞しています。同選手にとっては昨年のEsports World Cup大会MVPとOWCS WORLD FINALSサポート部門につづくMVP受賞となります。

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今大会から中国地域が参戦したことで、中国絶対王者のOnce AgainがTeam Falcons相手に接戦を演じ、NA王者のNTMRがアッパー準決勝でCrazy Raccoonを破るなど、昨年以上のハイレベルな戦いが繰り広げられました。

一方で、大会序盤こそ、これまで圧倒的な強さを誇ってきた韓国チームと「世界」の差は縮まりつつあると感じる試合もありましたが、終わってみればKRの強さを改めて実感する大会となりました。あえて言えば、Crazy RaccoonとTeam Falconsに世界との格の違いを見せつけられたような思いがします。

今夏に開催されるステージ2世界大会「MIDSEASON CHAMPIONSHIP」では出場枠拡大にともない、日本からも1チームが出場することが決まっています。世界の強豪相手に日本チームがどのような戦いを見せるのか、今夏の世界大会も今回以上に激しい戦いになることは間違いないでしょう。

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