Explain Like I’m Five…5歳の子供にも分かるようにMythic RhythmとUliana’s setによるsnapshottingを説明してくれ。
そんなタイトルのスレッドがredditに立ってました。英語圏のプレイヤーでもDavlokのポストは少し難解だったようです。
そのスレには特に有益なまとめや分かりやすい情報はなかったので、結局自分で書いてみることにしました。
前記事にも書いたとおりややこしいので、もっと要領よく説明できないものかと思うんだけど、Davlokのポスト見てもさっぱり分からんって人には少なくとも理解するヒントにはなるかと思います。
Davlokの検証が100%正しいという保証はないですし、私が理解できずにミスリードしてる可能性もあるのでその点は念を押しておきますね。後でこっそり記事修正してる可能性もありますw
というわけで予防線張るのはこれくらいにして本題に入ります。
Some Mythic Rhythm with Uliana Mechanics
http://us.battle.net/d3/en/forum/topic/16527322731?page=10#181
ポスト全ての説明は書いてません。説明するのに最低限必要な件のみ扱ってます。
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Manually Applying EP is the only way to overwrite an existing EP.
手動によるEPのみ、既存のEPに上書き(※)される。これ大事です。
今まで、Madstone、Uliana 2pc、GungdoによってアプリされるEPも既存のEPに上書きされると言われていましたが、上書きされるのは手動のEPのみです。Madstone、U2、GungdoによるEPは既存EPをリフレッシュ(持続時間更新)するだけです。ここも大事。
※ここで言う「上書き」はグループ内に同じルーンのEPモンクがいる時に、EPを「自分」のEPにするために必要となる「上書き」とは意味が異なるので注意です。
もう一つ重要なポイントがU2によってアプリされたEPにもMythic Rhythmの40%バフが乗るということです。
U2アプリのEPはSpiritを消費しないので、これまでMRバフは乗らないと言われてましたが、ターゲットに手形が付いてない場合はMRのバフが乗ったEP(MREP)をアプリすることができます(①)。ただし、これには留意すべき点がありますが以下で説明します。
Uliana 2pc with MR:
手形の付いていない複数のターゲットにU2でEPをアプリすると、複数のタゲ中の1体のみにMREPが乗ります。それ以外はただのEPになります(②)。全てのターゲットが既にEP持ちであった場合は既存のEPがリフレッシュされるだけです。この時、U2で発生したMRのバフ40%が「消費」されることはありません。
Gungdo with MR:
GungdoのトリガーとなったオリジナルのEPがMREPであれば、爆破圏内の手形が付いてないターゲットにはMREPが乗ります。つまりGungdoを利用してMREPをsnapshotさせてます。手形付きのターゲットは既存のEPがリフレッシュされるだけです。
Madstone with MR: (no Gungdo)
長くなるので省略します。Gungdoなしというケースは癒し系でもない限り現状ではないと思うので。
Madstone with MR: (with Gungdo)
ここも省略。結論だけ書くとMadstoneはMREPのsnapshotという点では使う意味がありません。
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MRのボーナスを確実にEPに乗せて、MREPを可能な限り拡散させていくということがこのポストでの最終的なテーマになります。
Single Target
Rift Guardianに手形が付いてない場合、U2によるEPはMREPとなります。「?」と思ったら①を見てくださいね。
このU2による手形付け直後に念のため手動でEPを付けるのはNGです。なんでかわかりますよね?手動のEPでは上書きされてしまいます。この手動のEPにはMR40%が乗ってません。U2と違ってジェネレーターによる仕込みをしてません。
RGに既に手形が付いている場合、このEPがMREPなのかただのEPなのか判別できないことがあります。この場合にはU2でEPをアプリしてから手動でEPを付ければ問題ないです。
なんで???ややこしいのはこの辺りです。
RGには既にEPが付いてるのでU2でEPをアプリしてもそれ自体はMREPにはなりません。既存EPがMREPであればMREPがリフレッシュされ、ただのEPであればそれがリフレッシュされるだけです。ただし、ここではU2による仕込みがあるので、MREPだろうが、ただのEPだろうが、MR40%は発生してます。そしてこの40%ボーナスは消費されずに残っています。なのでこの次に手動EPを入れれば、そのEPには「確実」にMR40%が乗ることになります。
RGからミニオンがスポーンした場合はU2ではなくSSSを使うことになりますが、それは以下のMulti Targetで説明します。
Multi Target
適当なモンスターないしパックで「仕込み」をしてからすぐにその場を離れて、別の本命パックを求めて移動します。この移動でDSを使ってもチャージ消費なのでMRボーナスは消費されませんが、もしRaiment 4pcを使っていればSpiritが消費されるので、この時のMRの挙動がどうなるかは要検証かと思います。
ここで言う仕込みとは通常はU2のジェネレータ3rd hit x 2セットを意味します。1セットだけじゃダメなのか?ダメです。
このターゲットには手形が付いてません。1セットだけだとMREPがアプリされてしまうので、MR40%ボーナスがそこで消費されてしまいます。2セットであれば既存EPをリフレッシュすることになるので、上で説明したSingle Targetと同じ理屈でMR40%が消費されずに残っています。
この状態のまま次の本命パックのターゲットに手動EPを入れればそれは必ずMREPになります。そして、そのMREPを起爆させればMREPがパックに拡散します。
わざわざそんなことしないでU2でMREP付ければいいじゃない?そう思いますよね?普通。でも、②を見てください。U2によるEPではタゲ中の1体にしかMREPがアプリできません。この状態で起爆するとMREPよりも多く、ただのEPが拡散されることになります。
ダメージを効率よく与えるとう意味では出来る限りMREPを拡散させたほうがよりベターなはずです。
ここまでかなりややこしい話ではあるけど、もう少し説明する必要があります。
本命パックで戦闘中には後から新たなターゲットが紛れこんでくることがありますよね。吸引するケースもあるでしょう。この時、新たなターゲットに対してはU2ではなくSSSで起爆拡散させます。U2だと今さっき説明したようにただのEPも拡散してしまうことになります。一度パック全体にMREPが拡散してしまえばあとはU2でEPをアプリしても問題ありません。上書きはされませんからね。既存EPをリフレッシュするだけです。
ここまでがDavlokのMRのメカニズムついての話ですが、それ以外にもまだあります。全部は説明できないので、パワーパイロンとAssimilationのスタックについてだけごく簡単に書きます。
パワーパイロンとAssiminatonのスタックボーナスもMR同様にsnapshotさせることができます。
つまりMREP同様にパワーパイロンのボーナスとAssiminationのスタックをEPにsnapshotさせて可能な限りばら撒くことで効率よくダメージを与えていくわけです。実際はそんなに上手くいきませんけどね。
例えばフロアの入り口付近にパワーパイロンがあって、そのフロアが超高密度なら、パワーパイロンの効果が切れた後も今まで説明した方法で”MR+Assimilation+Power-buffed-EP”をフロア全体に拡散させることも理論上は可能な訳です。理論上はね。
ここで少し注意しないといけないのはAssimilationのスタックボーナスです。
“Assimilation buff is gained after U2 applies EP”
AssiminatonのバフはU2アプリのEPの後に発生します。なので、それ以降の5秒間に発生したEPにスタックボーナスが乗ります。
言うまでもなくできる限りスタックさせればEPのダメージは大きくなりますが、だんだんややこしくなって収拾つかなくなりそうなので説明はこれくらいにしておきます。
もっと詳しく知りたい人はDavlokのポストとそれに関するレスや前記事でリンク貼ったリファレンス先のコメントを読めばもっと深く理解できると思います。
Davlok△。
Druin亡き後のモンクスレMVP(死語)は是非この人に揚げたいですね。
余談ですが、自分は今シーズンU6モンクメインでやってますが、このポスト読んでもほとんどプレイに活かすことはできませんでした・・・ちゃんと理解できてないのか、プレイヤースキルの問題もあると思うけど、実際このポストがプレイにどれだけのメリットをもたらしてくれるのか自分のレベルでは実感することはできませんでしたね。とりま参考までに™。
[追記]
これ書いた後でQuinがGR72クリアしたようです。snapshotをうまく使ってるね(utilize)って言ってる人もいるけど見てもよく分からんですw
5:15くらいのとこでパワーパイロンが出てきます。そこで一旦、ポーズかけて気合い入れてるんでその辺が注目です。
コメント
何度か読み返してやっと要領を得ることができたのですが、使いこなせればかなり強力になりそうな印象ですね。
高GRになると雑魚に対してもSSSキャストを何度も行う必要がある為、仕込みを確実に行う→あとは何も考えずU2からのSSSを繰り返す…というのが良いのでしょうか。
ただこれだと、手数BPモンクよりもCoEモンクのが向いてる印象?
極限までCDR積むよりは、手のCDRを切って別のに変えた方がちょうど良いかもですね。
Quinの動画や後で自分でもある程度要領が分かってくると効果的だなというのは感じました。実戦に活かせるかというとなかなか難しいですけどね。
>あとは何も考えずU2からのSSSを繰り返す
MREPがパックに行き渡った状態か状況次第(SGのボーナス目的とか)でU2挟んだりもしますが、基本はSSSの繰り返しになると思います。
>手数BPモンクよりもCoEモンクのが向いてる印象?
プライマリで微調整しないといけないBPだとたしかに厳しいですね。Quinはアミュ以外積めるとこは全部CDR入れてましたが、少しでも早くSSS撃ちたいってことなんでしょうね。
>このポスト読んでもほとんどプレイに活かすことはできませんでした
me2ですw
わりと話題になるまえにモメンタム→MRに移動した口ではあるんですが
ドバババーン!と一気にいく場合とそうでない場合があるな~、くらいに
感じてました。
GRで行われるであろう通常シナリオ書いていって
まちがいを消去法していけば最適解が残るかな?
1.パック発見!ジェネ3で仕込む(MOB数匹に手形つく)
2.仕込み手形を確認、SSS発動
→えーと「最初の数匹を除いた手形持ちMOB※1」がMREPなのかな?
3.STEP1とは異なるMOB(手形を持っていない?)に仕込みにいく
4.SSS発動!※1には+40%のダメージ?
んー、アジリティのためだと思うけど
なんかLB上位者の戦闘方法そのものだなw
「意図せず」MREP向けのステップだったのかなー?
またはスナップショットは意識してなかったけど
「このスタイルがプログレス伸びるベストウェイなんだ」を
肌で感じとっていたのかな?
まあ、最近ヒールモンクに逃げたおれっちには
S4のFin時期の方が興味事項だったりしますw
☆2.4の「お金が重要になる」なんだと思います!?
デスペナではないですよね、この言い方だと
「素材が買えますw」は嬉しいけど、なんかイヤだw
慣れてきたらパックの掃除が少しだけ早くなったような気がします(気のせいかもw)。でも意識過ぎると逆効果だったりで実戦に活かせるのは当分先にになりそうですw
1.のとこでジェネ3×2セット入れてればMRのボーナスだけが発生した状態(☆)になるので、その状態で3.のパックの1体に手動でEP付ければOKです。1.のパックはあくまでも☆を仕込むためなのでSSSを入れるのは3.のパックですね。ホントややこしいですよね。
リダボ上位にいる人達は理屈抜きにこういったメカニズムを感じながらプレーしてたんじゃないかな?肌で感じ取る・・・まさにセンスってやつですねw
>お金が重要になる
ブルコメによるとゴールドファームを強制するような仕様にはしない予定みたいです。自分でも何があるか考えてみたけど何も思い浮かばなかったですね。ちなみに倉庫ではないそうです。
自分に理解できるかは別にして面白い内容でした。
以前にlife on hitとlife per spentはどちらが最適な回復手段か、といったモンクの記事も参考にさせていただきましたが、今回の記事もあわせてモンクって奥深いんだなぁ〜と感じましたm(__)m
>以前にlife on hitとlife per spentはどちらが最適な回復手段か
ありましたねーたしかトーチで柱立てるのが全盛だった頃ですねw
モンクもですけど他のクラス含めてD3自体のメカニズム的な要素が複雑で奥が深いなって思います。そこが魅力でもあるんですけど。
手形付いてない敵の方にDSで移動して手形張ってからSSSしたほうがよさそうだ
近くの敵だとMR乗ってないのが爆発したら取り返し付かないし
その通りですね。僕もその認識で合ってると思います。距離が近すぎるとMRなしの敵が寄ってきたりもするし、誘爆避けるためにも距離はとったほうがよいと思います。
理解の助けになりました。長文の翻訳お疲れさまです&感謝です
しかしMRをフル活用してプレイするのはかなり大変そうですね……
どもです~^^
もっと上手く説明できればよいんですけどね・・・理解してもこれを実戦で活かすとなると別の話ですし。
自分は意識しつつプレーすればいつかは活かせるんじゃないと思って精進してます。