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[オーバーウォッチ2] Activision Blizzardがオーバーウォッチ2のアクティブユーザー数減少を認める

Overwatch 2

Activision Blizzardは、このほど公開されたの2023年の第2四半期(Q2)決算報告において、同社タイトル「オーバーウォッチ2」におけるプレイヤーのエンゲージメントと投資額(課金)が減少していることを明らかにしました。

Overwatch 2 Engagement and Player Investment Is Declining, Activision Blizzard Admits – IGN

  • Blizzard continued to engage the Overwatch® and Warcraft® communities with live operations in the second quarter. While engagement and player investment in Overwatch 2 declined sequentially in the quarter, the Overwatch team is looking forward to the August 10 release of Overwatch 2: Invasion. This will be the largest seasonal update yet, planned to include new PVE Story Missions, a new game mode, and a new hero progression system as well as an additional hero.

これによると、当期4月から6月のQ2はオーバーウォッチ2のプレイヤーエンゲージメントと課金が連続で減少しており、8月10日に実装が予定されているPVEストーリーミッション、新ヒーロー、新モードなど過去最大となるアップデートでの盛り返しに期待しているとのこと。

追記:[オーバーウォッチ2] Blizzardのアクティブユーザー数が-40%の大幅減少-2023年第1四半期決算報告
このほど公開されたActivision Blizzardの2023年 Q1決算報告によると、Blizzard Entertainmentの月間アクティブユーザー数(MAU)が、前期の2022年 Q4から大幅に減少したことが明らかとなりました...

前期Q1の決算報告では、Blizzardタイトル全体の月間アクティブユーザー数(MAU)が前期比で40%以上も減少したことが話題となりましたが、各タイトルの内訳は公表されていないため、今回はじめてBlizzardがオーバーウォッチ2のアクティブプレイヤー数が減っていることを公に認めた形となります。

OW2がリリースされた2022 Q4は、BlizzardタイトルのMAUが直近の2022 Q3(3100万)から+1400万の大幅な伸びを示していましたが、2023 Q1では一転、OW2やWoW新作リリースで増加した数以上のユーザーを失っており、さらに当期2023 Q2は6月にDiablo 4がリリースされたにも関わらず、2700万から2600万へとMAUをさらに減らしています。

追記:[オーバーウォッチ2] Overwatch 2が8月11日にSTEAMに登場、その他Blizzardタイトルも提供へ
本日、Blizzard Entertainmentは自社タイトル「オーバーウォッチ2」を、8月10日(日本時間11日)からゲーム配信プラットフォームの『STEAM』にて提供することを発表しました。 「オーバーウォッチ 2」が8月10日(太平...

今回の決算報告が公開された数時間後には、オーバーウォッチ2をはじめとしたBlizzardタイトルのSTEAM配信が明らかとなりましたが、こういった深刻なアクティブユーザーの落ち込みも、STEAMでの供給決定に影響した可能性があるのではないかと海外メディアのIGNは伝えています。

その一方では、OWプロデューサーのJared Neuss氏によると、Valveとはここ数ヶ月間、Steamでのローンチ目指して協力してきたそうで、これを隠し続けることは本当に大変であったとコメントしています。

尚、決算報告の中ではオーバーウォッチリーグの今後の運命を占うにおいて、見逃せない報告もありましたが、そちらについては下の関連記事を参照してください。

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