来年初頭に予定されていたオンライン形式のBlizzCon 2021-22ですが、Blizzardから正式に開催中止の発表がありました。
An update on BlizzConline: https://t.co/JmEhX88xF6 pic.twitter.com/q2llPl77pj
— Blizzard Entertainment (@Blizzard_Ent) October 26, 2021
開催中止に至る具体的な理由については明らかにされていないものの、中止は全員にとって厳しくも正しい決断であり、現在はBlizzConを開催するためのエネルギーをソフト開発とそのサポートに向けることが重要との考えを示しています。
将来のBlizzConのあかりたについても再考する時間を設けたいとしており、セクハラ問題が完全に収束したとはいえない状況では開催回避が得策と判断したのかもしれません。声明の中でもこのイベントはより安全で歓迎される参加しやすいものであるべきと書かれており、過去のBlizzConそれ自体がセクハラの舞台となったことが思い出されます。
オンラインとはいえ開催されるとなれば相当量のリソースもそちらに取られることになるはずで、OW2といった大作も控えているだけに中止もやむなしといったところではないでしょうか。
昨年はパンデミックの影響でオンラインという形ではありましたがスケジュールを2月に延期して開催を継続。今年も会場形式での中止が早々に発表されましたが、来年初頭のオンライン開催が発表されていました。2005年に初めてBlizzConが開催されてからイベントそのものが中止となるのはこの16年の間ではじめてとなります。2022年内中に改めて開催されるかについては特に言及されていません。
BlizzCon開催中止とはいえ、新情報発表の場が失われるわけではないとのことで、OW2に関しては先月のOWLグランドファイナルのように、今後も何らかの形で情報公開の場が設けられるのではないかと思います。
