海外メディア「TEHGAMER」が、今後BlizzardのタイトルがNetflixで配信されるという噂を報じています。

ただし、これはTEHGAMERが独自に入手した情報ではなく、XBOXポッドキャスト「Rand al Thor」に出演したゲームジャーナリストのJez Corden氏が明らかにしたもので、これによると、「タイトル名は伏せておくが、BlizzardのフランチャイズがNetflix級の扱いを受けることになるだろう」とのこと。
Blizzardタイトルのアニメ化については、昨年著名ジャーナリストのJason Schreier氏が著書の中で、過去にBlizzardがNetflix版オーバーウォッチの制作を検討していたものの白紙となったことが明らかにされています。

オーバーウォッチのNetflix化については、2020年頃から噂がありましたが、当時NetflixがActivision Blizzardの幹部を引き抜いたことで、訴訟に発展するなど関係が悪化。その影響でオーバーウォッチの企画も消滅したのではないかと言われています。
あれから数年経って、当時のCEOでもあったBoby Kotick氏がActivision Blizzardを去り、マイクロソフト傘下になったことでNetflixとの関係が改善されている可能性は十分考えられます。
仮に今回の噂が事実だとして、その候補にあげられるのはオーバーウォッチとディアブロシリーズではないかと見られています。Blizzard看板タイトルのWorld of Warcraftは「Netflix級の扱い」を受けるには大きすぎるタイトルであり、興行的には成功しませんでしたが、2016年には映画版が公開されています。
オーバーウォッチとディアブロどちらもアニメシリーズ化との親和性は高く、AAA級タイトルでもあることから、「Netflix級の扱い」を受けてもおかしくないタイトルですが、ポッドキャストの中でJez Cordenは、2026年9月に復活が決まったBlizzconで発表される可能性について言及していました。
尚、オーバーウォッチは来年5月に初代リリースから10年目を迎えますが、もしアニメ化が実現すれば、発表の節目としても絶好のタイミングではいないかと思います。