追記:Activision Blizzardの2021 Q2収支報告―OW2開発は後半段階に差し掛かり数ヶ月以内に近況報告を予定

セクハラ騒動に揺れる中、本日Activision Blizzardが2021年Q2決算報告を発表しました。

同決算報告ではオーバーウォッチ2についても触れられており、OW2開発はここ数週間で開発内部での重要な節目を通過し、先日のコミュニティアップデートでは大きな反響を得たことを受けて、開発チームはOW2制作の後半段階(later stage)に差し掛かったことで、今後数ヶ月の間にゲームのさらなる詳細を明らかにすることを楽しみしていると記載されています。

先日のコミュニティアップデートは5対5が発表されたライブ配信とAMAを指しているのでしょうか、良し悪しはともかく、大きな反響があったことはたしかでしょう。

OW2が来年発売されるかについては、ファンの間でも意見が分かれていますが、開発段階が後半に差し掛かったという発表は、株主に向けたマーケティングを感じさせるアナウンスとはいえ、暗いニュースが続く中で明るい話題といってよいかもしれません。一方でDiablo Immortalのリリースが2022年前半にずれこむことが明らかにされています。

その他、3年で1100万、前年のQ4から3ヶ月で200万人も減少したBlizzardのMAU(月間アクティブユーザー)については、当期も続落ながら27Mから26Mと1Mの減少に留まっています。

7月にはWoW最大のインフルエンサーであるAsmongoldがFF14に移行し、それをきっかけにしたユーザーの大量脱出やコンテンツの不作がWoWの屋台骨をぐらつかせているとも囁かれていますが、その影響は時期的にまだこの数字には現れていないのかもしれません。

追記:


Blizzardの当期収益は、WoWが新拡張リリースの影響で前年比2桁以上の伸びを示したものの、好調だったハーストーン拡張のリリース時期とOWLの減収からBlizzard全体としての収益は減っているとのこと。さりげなくOWLの減収について触れられていました。

”https://www.mmorpg.com/news/blizzards-monthly-active-users-down-again-activision-blizzard-quarter-2-revenues-trend-upward-2000122706”
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