OWWC 2019のトップシード国以外にも続々と47ヶ国の各代表チームが12名の最終候補及び7名の最終メンバーを発表していますが、その中からシード国と日本以外で注目国や注目選手のいるいくつかのチームについてごく簡単に触れておきます。
※シード10ヶ国以外の国はメンバーこそ発表しているものの、参加費用についてはスポンサーないしクラウドファンディングなどの手段を用いて自費で賄うことになります。そのため、資金不足などを理由に今後参加を辞退する国が出てくる可能性もありますが、既に台湾やNZなど複数の代表がクラウドファンディングを募っています。
[追記2]いくつかの国と選手を追加。
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最終メンバー7名を発表した国々:
🇩🇰デンマークはShax、KellexのリーガーとFischer、Nagaらのコンテンダーズ組が順当に選出、現役を退いたDafranやKragieは今回も選考外。
🇳🇱オランダはトロントアカデミーのVizilityを筆頭にA10、Brussen、Crusadeといったコンテンダーズの実力者が選ばれています。
🇸🇬シンガポールはSachokkやZenoflyといったコンテンダーズPACで活躍する選手らが選出。
🇧🇷ブラジルはLowkey Esportsのメンバーを中心にボストン所属のAlemaoが選出。
🇷🇴ルーマニアはClockwork VendettaのSkairipaが選出、Shadder2kは怪我のため不参加、ML7は参加を辞退しています。
🇲🇽メキシコは昨シーズンまでサンフランシスコでプレーしていたNomyが二度目の選出。同国は2016年以来のW杯参加。
🇵🇱ポーランドはパリでプレーするDanye含め4人が昨年のW予選と同じ顔ぶれ。
🇹🇼台湾はリーガーのBaconjackを筆頭にコンテンダーズPAC/CNで活躍するメンバーを集めた強力な布陣。
最終候補12名を発表した国々:
🇮🇹イタリアはSamsung Morning Stars所属(ストリーマー)のDragonEddyとIostux Academy所属のHearthbeatが昨年に続き選出。
🇩🇪ドイツは2wayリーガーのKodakは不参加でロンドンアカデミーのNeshは現役引退。CVのMooseとEngineerは最終候補に選出。
🇦🇹オーストリアはCVのMinimiが昨年に続き選出、2017年に代表経験のあるKabajiは今回も不参加。
🇭🇰香港はMoowe、MangojaiといったコンテンダーズPACで活躍するメンバーらが今年も最終候補に選出。
🇮🇸アイスランドはパリのFinnsiやBritish HurricaneのベテランHaficoolが今年も順当に選出。
🇮🇪アイルランドはいまのところ正式なメンバー発表は出されていませんが、ラインハルト専としてお馴染みのLiamがトライアウトに参加しています。
🇮🇱イスラエルにはEqoをはじめKafeeeeeeeといったタレントがいるもののメンバーについては不明。昨年は不参加。
[追記]Eqoは不参加が決定したものの、コンテンダーズNAのTriumphでプレーするAwkwardが選出。
🇱🇻ラトビアは前回はCISとしてロシア代表に組み込まれていましたが、同代表にはロシア代表経験もあるトロントのSharykやFazeでもプレーしていたForsak3nがいます。
🇳🇿ニュージーランドはボストンのColourhexが選出。同国にとっては2017年以来となるW杯参加。
🇳🇴ノルウェーはシードからは漏れたものの、Spectr9l(Onigod)、Decod、TrackといったEUトップクラスの実力者らが選出。
🇵🇹ポルトガルはパリのGreyyをはじめ、30歳のベテランMowzassaやAngry TaitansのAfoxxが最終候補に名を連ねています。
🇸🇦サウジアラビアは先日Yn’BでコンテンダーズEUデビューを果たしたKSAAが選出。尚、Boostioは同名異人。
🇪🇸スペインはNeputunoが今年は参加。HarryhookやRedshellといった人気選手も選出。Harryを除き昨年のメンバーは選考外。
🇹🇭タイはMickie、Oputo、Teetawatといったビッグネームが選出されたものの、注目のPatiphanは年齢制限により不参加。
🇨🇭スイスはコンテンダーズNAでプレーするHelv、🇧🇬ブルガリアはRevivalのBogur、🇦🇷アルゼンチンはUprising AcademyのKlausが選出されています。
不参加国:
🇧🇪ベルギーはLogixやSpreeを擁するものの、競技委員会のメンバーを擁立できなかったために今年も大会不参加となっています。