KarQの「シーズン2中間パッチ-低ランク向け」ヒーローTierリスト(コメント付き)

Overwatch 2

昨日の雑記で紹介したKarQの「シーズン2中間パッチ-低ランク向け」ヒーローTierリストをコメント付きであらためて記事にしました。

今回はいつものダイヤ帯以上を念頭に置いたTierリストではなく、低ランク(銅、銀、金、プラチナ)向けの評価となっています。

単純な翻訳ミスだけでなく、筆者のゲーム理解度の面で間違いがある可能性もあるので、疑問な点があれば動画で確認してください。

()内は前回リストの評価。

S

オリーサ(S)
現メタヒーローのオリーサの評価をSから変える理由はない。

ロードホッグ(S)
低ランクではより脅威となる。フォーカス意識も低いので死ににくい。

ジャンクラット(B)
低ランクではとても強く、スパムも相変わらず鬱陶しい。近距離なら地雷コンボでのワンショットも可能。メタではないが高ランクでも普及しており、低ランクならメタと言ってもよいかもしれない。

キリコ(S)
とくに言うことはない。低ランクでもメタヒーロー。

マーシー(A)
高ランクでも現環境のメタヒーローだが低ランクではより普及している。垂直ジャンプがやりすくなった一方で、スリングショットジャンプによりスキルキャップも上がっている。タンクの蘇生も強力(※ポケット問題については触れず)。

モイラ(B)
低ランクのモイラは強い。生存能力が高くTikTokモイラ1のように相手にするとイライラさせられる。コアレッセンスもCC以外では止めようがない。スキルキャップが低く低ランクではキリコよりも能力を発揮しやすい。パッチで回復面が強化されたが、リソース管理ができている高ランクでの影響は薄い。

A

ラマットラ(A)
当初はメタになると思っていたが、時間が経つとオリーサやホッグほどではなかった。ULTは強いが変形の運用は難度が少し高い。

シグマ(A)
自分は少し過小評価していた。実際はとても良いヒーロー。ワンショットコンボ(岩+メイン)もある。

アッシュ(A)
メタかどうかは分からないが低ランクでも強い。

バスティオン(B)
異論はあるかもしれないが低ランクでは強い。オリーサ、ホッグ、ラマットラを溶かすだけの火力がある。高ランクでは対策されやすいが、バフでULTでのキルも可能になった。HP300と変形時の火力はシンプルに強い。

リーパー(A)
高ランクでも強いがスキルキャップが低く退屈なため、今はあまり使われないが弱いわけではない。低ランクなら対オリーサ/ホッグ/ラマットラの素晴らしいピック。

ソジョーン(S)
低ランクではトップレベルほどマーシーポケットは脅威ではないので評価をSからAに落としている。適切にダメージブーストできていないマーシーを見かける。

ソルジャー(B)
使いやすく能力を引き出しやすいため人気がある。人気面を考慮に入れているため、実際の評価としてはAとBの間。

シンメトラ(B)
自分は過小評価していたが、いくつかのバフもあり、とても強くなった。開けたマップやロングのあるプッシュは苦手だが、コントロールはどのマップでも強い。低ランクでは誰もタレットを破壊しないこともあり、ポケットが付けば近距離でタンク相手にも戦える。

トールビヨン(A)
低ランクのトールビヨンはとても強く、いつも言っているように徐々に評価を高めている。硬いDPSで低ランクではタレットを放置するのでその価値が増している。近距離のショットガンは頼れる。ULTはGM帯でもうっかり踏んでしまうことがある。

アナ(A)
いくつか低ランクの試合を見たが、ここでも強かった。KarQ自身もアナメイン。

バティスト(A)
高ランクでも強くかなり過小評価されている。NAでの人気は低いがEUやKRではよくプレイされており、アビリティは低ランクでもシンプルで使いやすい。

B

DVA(B)
低ランクでのDVAはとくに異論もなくB評価で問題なし。ウィンストンに比べて評価が高いのはアビリティの使いやすさ。

ラインハルト(C)
Cのままか高ランクならDもあり得るが、メタタンクほど強くはないものの、シンプルなヒーローなので低ランクなら安全牌としてB評価。

ザリア(B)
過小評価されている。S1のナーフ後にバリアが若干バフされたことでオリーサにも対処できるようになった。ザリアメタ時はホッグが息をしていなかったが、最近では彼女を高ランクでも見かけるようになった。バフされたJQにも対応可能。

ジャンカークイーン(C)
バフの好影響もあり評価をBに上げた。低ランクではフォーカスの脅威も低い。高ランクではC評価。JQに拘る理由がない限りは明らかに有利なオリーサ/ホッグといったタンクを出すべき。

キャスディ(B)
マグネットグレネードがかなり強い。キャスディはかなり強いと話したこともあるが、概ねB評価で問題ない。

エコー(A)
高ランクでは強いがスキルキャップがとても高いため低ランクでは人気がない。

メイ(B)
高ランクではほとんど見かけない。とてもイライラする相手だが、だからといって強さとイコールというわけではない。機動力の低い平地戦構成相手には良い。

ファラ(B)
ポケット必須という問題あり。S1はULTチャージバグで評価を上げていた。マーシーメタなら悪いピックではない。相手ヒットスキャン次第だが、ジャンクが普及している現環境ならもっとピックされてよい。低ランクではヒットスキャンでファラマーシーに対処するのも簡単ではない。

トレーサー(A)
前回調整でナーフされても高ランクでは強かったが、低ランクではスキルキャップが高く紙装甲で高機動という彼女の能力を活かしきれない。

ウィドウメイカー(B)
高ランクでは現環境のハードメタだがプレイヤー依存。低ランクでは何もできないウィドウもいれば当てまくるウィドウと様々。こういった理由から平均的なB評価。

ルシオ(A)
高ランクでは今でも強いが、連携の取れていない低ランクではウォールライドやエンゲージが適切に行われておらず、ルシオの能力を引き出せていない。オリーサとラマットラには移動速度UPスキルがありキリコのULTも考慮するとスピブの需要はそこまで高くない。味方JQとラインハルトとの相性はとても良い。

ゼニヤッタ(C)
ゲンジ、トレーサー、ソンブラ、ドゥームのメタ環境では出番がなかったが、スピードが落ちラッシュ/ダイブの危険度が減り、且つ、タンクにスパムしやすくなった現環境では評価を上げている。エイムが弱い低ランクでの評価を落とす意見もあるがタンクに付ける不和の価値は高い。

C

ウィンストン(B)
高ランクでは強いが低ランクではジャンプやレイジが適切に使えていない。オリーサ、ホッグ、ラマットラ相手では低ランクのウィンストンでは分が悪い。

ドゥームフィスト(B)
ZBRA曰く、ナーフ後のドゥームはそこまで悪くはないそうだが、オリーサ/ホッグ環境では分が悪い。スキルキャップも高いためドゥームが本当に得意でない限りオリーサ/ホッグがチームのためになる。人によってはD評価も。

ゲンジ(B)
メタヒーローのオリーサ、ホッグ、キリコ、GAを使いこなすマーシーといったヒーローをキルするのが難しく評価を落としている。DPSパッシブから移動速度UPが消えたことも大きい。

ハンゾー(C)
ウィドウと同じで当てるか外すかプレイヤー次第のヒーロー。ストームアローは強力だが、現在のメタタンクを突き破るほどのバーストダメージはない。龍撃波はキツネラッシュのカウンターとして非常に有効。

ブリギッテ(D)
盾のバフを受けて評価を上げたがCが限界。とりあえず攻撃を当てて範囲回復というシンプルすぎるスタイル。アーマーがオーバヘルスになったことで柔くなったが、低ランクではフォーカスの意識が弱く、とくに乱戦での生存能力は高い。JQの評価上昇にも連動。

D

レッキング・ボール(D)
ここでもD評価。ハイレベルなボールプレイヤーでもメタタンクには敵わない。低ランクでもダブルブープを使いこなしフォーカスの低さも相まって生存能力は高いがキル性能が弱い。ホッグなら生存能力もキル性能も両方高い。

ソンブラ(D)
ハック&シュートというスタイルはシンプルだが、低ランクではスコアボードの火力は低い。マップを動き回るだけでダウンタイムも長い。Cという意見もありなんとも言えないがD評価を維持。

脚注:

  1. TikTokでネタにされるようなフェード&DPSモイラ使い。
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